港を支える浚渫って?

港湾は輸出入貨物の99.7%を取り扱っており、
私たちの生活や経済・産業活動を成り立たせる社会資本です。
海底の土砂を掘り、大型船の航行に必要な
水深・水域を確保する「浚渫(しゅんせつ)」によって
豊かな国民生活に貢献しています。

環境に優しい工法で、土砂を

埋立地へリサイクルしています。

 浚渫された土砂は、海を陸地に変える埋立用材としても使われます。当社の作業船では、土砂を排砂管を通して埋立地まで送ります。環境への負荷を抑え、効率的かつ経済的な作業方法です。当社には、二つの揚土技術があります。一つは、圧縮空気の力で土砂を排砂管を通して埋め立てする「風力搬送船」。もう一つは、土運船内で土砂と海水を混合してポンプで吸引し、排砂管を通して埋め立てする「バージアンローダー船」です。これらの技術は環境に優しい工法として、海洋関係者からも高い評価を得ています。


風力搬送船 AP1660 良成丸


バージアンローダー船 P8160 良成丸