所有船舶

第361良成丸


DATA

全長:60 m  幅:21 m  喫水:2.0 m  グラブバケット容量:36 m3  浚渫水深:-30 m

◎油圧グラブバケットシステム◎省エネグラブ昇降システム◎スパッド方式◎浚渫施工管理システム
建造年 1987年
浚渫機 製造者 株式会社 SKK
浚渫機 最大吊上荷重 125 ton
浚渫機 ジブ長さ 26 m
浚渫機 作業半径 15 ~ 21 m(ジブ角度:70°~55°)
NO.1グラブ 35 m3(P.L)/20 m3(W.L), 70 t
No.2グラブ 30 m3(P.L)/20 m3(W.L), 80 t (密閉型)
スパッド φ1,300 × 38.3 m (50 t) × 2 本
主発電動機 ヤンマー Z280L-ST (1,324 KW) × 2 台
停泊電動機 ヤンマー 6HAL-N (74 KW)

特徴1

密閉油圧グラブバケットシステム

グラブバケットは電動油圧ユニットをバケットの中に組み込み、本船の電源よりケーブルにて作動させる仕様の為、一般のグラブバケットとは異なり、油圧にて作動することより掴み力が増大し、尚且つバケット全重量が加わり浚渫力が増大しなお、一層硬土盤の浚渫が容易になりました。

特徴2

重錘式グラブ昇降システムによる高エネルギー効率

バランス型(つるべ式)のグラブ昇降システムを採用しています。
このシステムは、グラブの自重と釣り合ったカウンターウェイトがクレーンの昇降用ワイヤに接続されています。
浚渫時のグラブの巻上げに必要な力は、グラブ内の土の重さ分だけで済みます。
当社の比較では、バケットと土の両方の重量をウインチで巻き上げなければならない旧来のグラブ船に比べ、60パーセンしか力を必要としません。(特許)

特徴3

2本スパッド方式採用によるスピーディーな移動

移動用のスパッド装置を設備しています。スパッドは2本で、1本は船体中央、もう1本は船尾に備え付けてあります。
この装置を使うことで、作業中に、押船や、アンカーワイヤーなどの補助なく、移動することができます。
システムは、操作室から1人で操作しています。(特許)

特徴4

浚渫施工管理システム

GPSと作業専用ソフトを利用し、船の精確定位と方向調整が出来ます。日々現場へ入域する際に、作業位置へ迅速に移動できます。
作業中は常に作業位置を確認することが出来ます。
浚渫作業を安全かつ高効率に行います。