特徴1
重錘式グラブ昇降システムによる高エネルギー効率
バランス型(つるべ式)のグラブ昇降システムを採用しています。
このシステムは、グラブの自重と釣り合ったカウンターウェイトがクレーンの昇降用ワイヤに接続されています。
浚渫時のグラブの巻上げに必要な力は、グラブ内の土の重さ分だけで済みます。
当社の比較では、バケットと土の両方の重量をウインチで巻き上げなければならない旧来のグラブ船に比べ、60パーセンしか力を必要としません。(特許)
特徴2
2本スパッド方式採用によるスピーディーな移動
移動用のスパッド装置を設備しています。スパッドは2本で、1本は船体中央、もう1本は船尾に備え付けてあります。
この装置を使うことで、作業中に、押船や、アンカーワイヤーなどの補助なく、移動することができます。
システムは、操作室から1人で操作しています。(特許)
特徴3
硬度盤 油圧式グラブバケット
バケット自重130t、最大圧力34.3MPaの油圧装置を搭載し、硬い地盤の掘削を可能としました。
高圧時、油圧ポンプは設定圧力にてカットオフするため、油温の高温化を防ぎます。