所有船舶

重錘油圧式

第661良成丸


DATA

全長:70 m  幅:26 m  喫水:2.7 m  グラブバケット容量:56 m3  浚渫水深:-30 m

◎省エネグラブ昇降システム◎スパッド方式◎硬度盤グラブバケット
建造年 1989 年
浚渫機 製造者 株式会社 SKK
浚渫機 最大吊上荷重 240 ton
浚渫機 ジブ長さ 30 m
浚渫機 作業半径 18.1 ~ 24.2 m(ジブ角度:70°~57°)
NO.1グラブ 56 m3(P.L)/32 m3(W.L),真砂製 130 t
No.2グラブ 56 m3(P.L) 三菱長崎機工製 130 t
NO.3グラブ 38 m3(P.L),130 t
スパッド φ1,500 × 40 m (58 t) × 2 本
主発電動機 ヤンマー 12T26L-ST (2,059 KW) × 2 台
停泊電動機 ヤンマー 6HAL-TN (95 KW)

特徴1

重錘式グラブ昇降システムによる高エネルギー効率

バランス型(つるべ式)のグラブ昇降システムを採用しています。
このシステムは、グラブの自重と釣り合ったカウンターウェイトがクレーンの昇降用ワイヤに接続されています。
浚渫時のグラブの巻上げに必要な力は、グラブ内の土の重さ分だけで済みます。
当社の比較では、バケットと土の両方の重量をウインチで巻き上げなければならない旧来のグラブ船に比べ、60パーセンしか力を必要としません。(特許)

特徴2

2本スパッド方式採用によるスピーディーな移動

移動用のスパッド装置を設備しています。スパッドは2本で、1本は船体中央、もう1本は船尾に備え付けてあります。
この装置を使うことで、作業中に、押船や、アンカーワイヤーなどの補助なく、移動することができます。
システムは、操作室から1人で操作しています。(特許)

特徴3

硬度盤 油圧式グラブバケット

バケット自重130t、最大圧力34.3MPaの油圧装置を搭載し、硬い地盤の掘削を可能としました。
高圧時、油圧ポンプは設定圧力にてカットオフするため、油温の高温化を防ぎます。