特徴1
世界最大・最重量のグラブ浚渫システム
容量200立米、重量370トンのグラブは、電動油圧装置を内蔵しています。
この浚渫装置は、カッターサクション浚渫とは異なり、グラブ重量と油圧シリンダーによる強力な掴み力があります。
世界最重量477トン、容量106立米の新型硬土掘削用グラブバケットでは、軟らかい土だけでなく、固い土まで浚渫が可能。
また、刃先力を990トンまで強化し、軟岩掘削での活躍も期待されています。(世界記録に登録)
浚渫システムには、自動制御の水平掘り装置が装備され、高精度・高効率浚渫を実現します。(特許)
特徴2
重錘式グラブ昇降システムによる高エネルギー効率
バランス型(つるべ式)のグラブ昇降システムを採用しています。
このシステムは、グラブの自重と釣り合ったカウンターウェイトがクレーンの昇降用ワイヤに接続されています。
浚渫時のグラブの巻上げに必要な力は、グラブ内の土の重さ分だけで済みます。
当社の比較では、バケットと土の両方の重量をウインチで巻き上げなければならない旧来のグラブ船に比べ、60パーセンしか力を必要としません。(特許)
特徴3
2本スパッド方式採用によるスピーディーな移動
移動用のスパッド装置を設備しています。スパッドは2本で、1本は船体中央、もう1本は船尾に備え付けてあります。
この装置を使うことで、作業中に、押船や、アンカーワイヤーなどの補助なく、移動することができます。
システムは、操作室から1人で操作しています。(特許)