サウスチャイナモーニングポストに記事が掲載されました
4月29日発行の香港の新聞 South China Morning Post ジャパンビジネスレポートに記事が掲載されました。
詳細は下記をご参照ください。
・・記事の日本語訳・・
小島組、世界最大浚渫船で比類なき効率を実現
前世紀に開発された特許技術で、小島組は世界で最も効率の良い、世界最大浚渫船を製造した。その業界への貢献により、系列会社は世界最大の浚渫企業に選ばれるパートナーとなった。今後、小島組は信頼、信用、誠実という会社の信念を共有する企業と共に、特にアジアでのグローバルな存在感を高めていく。
「私たちは早くから独自の技術開発を始めた。このアプローチは、競合他社とは一線を画している」と小島組会長の小島徳明は語る。「当社の技術革新は常に稼働効率、最適なエネルギー消費、環境保護の3つを目標としている」
小島組はギネス世界記録で世界最大と認められた五祥を所有する。その設備は、カウンターウェイトを用い200m3のグラブバケットを垂直に動かすことで、バケットが海底で浚渫した土砂の重量を持ち上げるためのエネルギーのみを必要とする、という驚異の技術を備える。その結果、機械操作、消費電力、他のフォーマンスのパラメータにおいて最大の効率が得られる。
これらの設備は、航路と港の拡張や深化を含め、世界の浚渫作業で重要な役割を果たしてきた。当社の海外事業進出のきっかけは、中国の大手建設会社のチャイナハーバーエンジニアリングと協力しての海洋エンジニアリング、浚渫、埋立などの幅広いプロジェクトだった。現在は、国際的に港湾インフラ開発、風力発電の設置、環境修復に従事するベルギーのDEMEと強固な協力関係を結びプロジェクトに取り組む。
浚渫設備のスペシャリストは、本年創立103周年を迎え、さらに世界での存在感を高める。小島組は中国やアフリカで事業を拡大し、シンガポールでもプロジェクトに取り組んだ。香港子会社を世界での稼働拠点とすることで、特にマレーシア、インド、フィリピン、インドネシア、バングラデシュ、台湾、韓国といった国を初め、アジア全体でのインフラ開発により多くのサポートを提供できると考える。このコミットメントの一環として、社会にさらに貢献したいとの考えから、特許を世界の他社に提供している。
「新たな顧客を歓迎しつつ、既存の顧客との関係をさらに深める最善の努力をする」と小島は語る。「私たちは、問題が起こる前に解決に取り組む。これはちょっと古臭い考え方かもしれないが、ビジネスは信頼、信用、誠実で築いていくものだと確信している」