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香港の新聞 South China Morning Post オンライン版のジャパンビジネスレポート2021に記事が掲載されました。

詳細は下記ページをご参照ください。
ジャパンビジネスレポート2021



・・記事の日本語訳・・

小島組、世界最大浚渫機で比類なき効率を実現する
 
前世紀に開発された特許技術で、小島組は世界で最も効率の良い、世界最大浚渫機を製造した。その業界への貢献により家族企業は、世界最大の浚渫企業に選ばれるパートナーとなった。今後、小島組は信頼、信用、誠実という会社の信念を共有する企業と共に、特にアジアでのグローバルな存在感を高めていく。

「私たちは早くから独自の技術開発を始めた。このアプローチは、競合他社と一線を画している。」と小島組社長の小島徳明は語る。「当社の技術革新は常に効率、最適なエネルギー消費、環境保護の3つを目標としている。」

小島組はギネス世界記録により世界最大と承認された五祥を所有する。その設備は、カウンターウェイトを用い200m3のグラブバケットを垂直に動かすことにより、バケットが海底ですくいあげる土砂の重量を持ち上げるエネルギーのみを必要とする、という驚異の技術を持つ。その結果、機械操作、消費電力、他のフォーマンスのパラメータにおいて最大の効率が得られる。

これらの機械は、海路と港の拡張や深化を含め世界の浚渫作業で重要な役割を果たしてきた。当社の、海外事業進出のきっかけは、中国の大手建設会社のチャイナハーバーエンジニアリングと協力しての海洋エンジニアリング、浚渫、埋立など幅広いプロジェクトだった。現在は、国際的に港湾インフラ開発、ウィンドファームの設置、環境修復に従事するベルギーのDEMEと強い協力関係を結びプロジェクトを行っている。

浚渫装置のスペシャリストは、本年101周年を迎え、さらに世界へのプレゼンスを拡大していく。小島組は中国やアフリカで事業を拡大し、シンガポールで新しい契約に取り組んでいる。香港子会社を世界での稼働拠点として利用することで、特にマレーシア、インド、フィリピン、インドネシア、バングラデシュ、台湾、韓国といった国で、アジア全体でのインフラ開発により多くのサポートを提供できると考える。このコミットメントの一部が、より社会に貢献するために特許を世界中の他社に提供することだ。
 
「新たな顧客を歓迎しつつ、既存の顧客との関係をさらに深める最善の努力をする」と小島は語る。「私たちは、問題が起こる前に解決に取り組む。これはちょっと古臭いが、信頼、信用、誠実でビジネスを築いていくことを強く信じている」