[作業船]小川知也
世界トップクラスの大きさのプロジェクトで
海外の技術者に指導してきました!
作業船
小 川 知 也 Tomoya Ogawa
高知県立清水高等学校卒 1999年入社
どんな仕事をしているのですか?
大型船の航路で、船が通れるように溜まった土砂をクレーン船でつかんで、バージ船に入れます。船は施工位置まで移動させますが、当社の船は専用船ですから自走できないため、小型ボートで引っ張る必要があります。トランシーバーを使ってそれらの移動を管理して、作業していきます。こうした現場の作業を数ヶ月に渡って、長い時には何年にも渡って行います。実はつい最近までシンガポール沖にいて、世界規模の大きなプロジェクトに参加していました。
世界規模のプロジェクトでどんな仕事を担当されたのですか?
浚渫技術は世界広しと言えど、日本がもっとも進んでいると言われています。ということは、つまり小島組の技術は世界トップクラスということ。シンガポールのプロジェクトは海外企業の仕事なのですが、私たちは海外の技術者に指導する立場として2年半に渡って責任者として赴任してきました。海外の人にものを教えるのは信頼関係がないところからスタートするので大変でしたが、積み重ねで信頼関係を築き、最後は積極的に相談をしてくれるまでの関係ができました。私にとっても大きなやりがいを感じた仕事でした。
仕事に誇りを感じる時はどんな瞬間ですか?
土砂を取り除く仕事ですから、それがきれいに素早く終えることができた瞬間はやはり嬉しいものです。それに加えて、クライアントが満足してくれた時、検査が一回でスムーズにOKがでた時、ケガや事故がなく作業を無事に終えることができた時、お互いに信頼関係を築けてより高い技術を伝えられた時…。数えたらきりがないですね(笑)。毎日誇りを持って仕事をしているということでしょうか!!!
〜学生の皆様へ〜
社員教育は、マンツーマンで丁寧に教えますから、私たち先輩に安心して任せてください。仕事はとにかくスケールが大きいです!ハイブリッド船だったり、電気制御で動く船だったり、他社にはない船がいくつもありますから、船舶が好きな人にはたまらない環境かもしれません。若い世代が多く、のびのびと楽しそうに仕事している風景が印象に残ると思いますよ。